ツルツルピカピカ

ツルツルピカピカといっても誰かの頭(失礼!)のことではありません。実は頭の反対、足の接する床のことです。毎日のように買い物に行くスーパー、具合の悪い時や予防接種などで行く病院、駅の構内など、今はどこもかしこも床はツルツルピカピカ外見的にはきれいで清潔で素晴らしいのですが、時々問題を感じることがあります。いかりじろうは数年前に腰を痛め(脊柱管狭窄症)歩くことも自転車に乗ることも可能ですが、歩くときにはバランスに問題があるので(山登りなどに使う)ノルディックポールを杖として使っています。一本だけの普通の杖に比較して、左右2本でバランスも取りやすく、歩きやすく、使わないときは折りたたむと1/3に縮むので大変に便利です。あるお医者さんが新聞に連載していた記事を読んだことがキッカケです。ノルディックポールは両腕つまり上体も使うので全身運動になるということです。ところが私のノルディックポールは先端が金属なのが問題です。ツルツルピカピカの床で滑りやすいのです。いかりじろうもスーパーのエレベータホールと病院の廊下で計2回、ポールの先端が滑り、見事に転倒しました。病院の職員の方も「ツルツルなので私たちも転びそうになることがあります」とおっしゃっていました。病院という建物のあり方から考えると、問題を感じます。その後、ある病院へ検査のために半年ぶりに行ったところ、改装中で新しい病棟はきれいな白い床でしたが全然滑らないのです。こういう床材もあるのだな!そして滑らない床への改善も始まるのかな?ということを感じました。しかし、取り敢えず今使っているノルディックポールを滑らないようにするのが先決です。そこでポールの先端を滑らないようにするゴム製のものに交換しようと探したところみつかりました。数百円の安いものです。普通の杖の先端に付ける滑り止めのゴム部品は調剤薬局にも置いてあります。ということは普通の杖でも滑って危ない思いをするツルツルピカピカの犠牲者(?)が、かなりいる可能性があります。ツルツルピカピカもきれいで結構ですが、外観だけにとらわれずに、高齢化社会の現在、床も安全第一に考えて頂きたいものです。